日経テクノロジー 未来展望(19)
上から下まで中国製、IoTの半導体
クラウドとエッジの両方で増す存在感
半導体は図1に掲載するように、IoT(Internet of Things)という市場を巡って三角形で表される構造で進化(あるいは集約=機能のコンバージェンス化)を進めている。三角形上部の緑の部分は集まるサイド=クラウド、フォグの側、こちらには人工知能(AI)や計算能力の高いプロセッサーやコンピューティングが位置する。一方、三角形下部の赤い部分には集めるサイド=エッジ端末が広く横たわっている。下部のエッジと上部のコンピューティングをつなぐ灰色の広い空間には、ネットワーク通信やゲートウエイと呼ばれるさまざまなデバイス、ソリューションがある。