日経テクノロジー 未来展望(17)
気になるSamsung社の次の一手
難易度が高い無線通信と情報処理の1チップ化
マートフォンのみならず、多くの機器は通信処理と情報処理の2つの機能で構成されている。通信処理のチップは有線用もあれば無線用もある。一方で、情報処理のチップにはAndroidのようなOSの処理やアプリケーションの処理を行うCPU、3次元画像処理を行うGPU、カメラのレンズのひずみを補正する機能などを持つイメージ・シグナル・プロセッサー(ISP)、オーディオデータを扱うプロセッサー、H.264/H.265などの映像を処理するプロセッサーなどがある。