日経テクノロジー 未来展望(13)
微細化の“ジレンマ”に挑むIntel社
増え続けるGPU回路の面積比率、将来はメモリー回路も
米Intel社と言えば、多くの人が「プロセッサーメーカー」だと認識しているだろう。特に汎用性の高いCPUメーカーとしての認識が高い。ただし実際はチップセットメーカーとして、古くからプロセッシングユニットとインタフェース(I/F)のチップをセット化して供給を続けてきた。古くはノースブリッジ(メモリーI/FやPCI Express(PCIe))とサウスブリッジ(Serial ATA(SATA)など)とプロセッサーという3点セット、近年はハブコントローラー+プロセッサーという構成で供給を行っている。